2次ランドでも止まらぬ旋風!キューバ撃破でイスラエル4連勝
3月12日(日)「2017 WORLD BASEBALL CLASSIC™」(以下WBC)2次ラウンドが開幕。東京ドームでのプールEはWBSC世界男子ランキング41位、1次ラウンドプールAを3連勝で1位通過した初出場イスラエルvs同5位、1次ラウンドプールBを2勝1敗で2位通過したキューバの顔合わせで幕を開けた。
先制したのはキューバ。2回表先頭の4番・デスパイネ(福岡ソフトバンク)が初球を強打。イスラエル先発、メジャー通算124勝のベテラン右腕、マーキー(レッズ)の失投を逃さない今大会3本目の本塁打が左中間スタンドへ突き刺さる。
しかし、キューバは先発のエンテンザ(バケーロス・デ・ラ・アバナ)が4回裏に崩れた。先頭打者に四球を与えると二死後、イスラエルの6番・ラバンウェー(ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツ)に三塁線を破る同点適時二塁打を浴びる。イスラエルはこのチーム初安打で一気に息を吹き返す。
イスラエルは6回裏、先頭の2番・ケリー(メッツ)の安打をきっかけに一死一、二塁から5番・ボランステイン(リノ・エーシズ)の適時打で勝ち越し。さらに7番・ガイレン(ランカスター・バーンストーマーズ)の適時二塁打で突き放すと、投げてもマーキーが3回以降、完全に立ち直り5回3分の2・69球で1失点のまま2番手以降にバトンをつないだ。
イスラエルは8回裏無死一、三塁からガイレンが初球セーフティスクイズを巧みに決め、キューバを突き放すと、ソーントン(ラスベガス・フィフティワンズ)、ゴールドバーグ(シャーロット・ナイツ)。ザイド(ラスベガス・フィフティワンズ)も無失点リリーフ。
かくしてイスラエルは1次ラウンドプールAの勢いそのままに2次ラウンドも白星スタート。WBCでの連勝を「4」に伸ばし、13日19時から行われる1次ラウンドプールA2位・オランダとの第2戦に決勝トーナメント進出への命運をかける。一方、2次ラウンド黒星スタートとなったキューバは14日19時から行われる1次ラウンドプールBでは敗れた侍ジャパンとの第2戦で再起を期す。
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