2017年WBC、メキシコが4大会連続!コロンビアが初出場!
2017年に開催される第4回WBCの予選ラウンド2組(メキシコラウンド)および3組(パナマラウンド)の本大会進出決定戦が3月20日に行われ、メキシコとコロンビアがともに3連勝で本大会出場を決めた。
2組の本大会出場決定戦では、地元の大声援を受けるメキシコと、初出場へ燃えるニカラグアが対戦。メキシコは、17日の1回戦(○2-1チェコ)の後、18日の2回戦でニカラグアを11対0で下して2連勝で勝ち上がり。対するニカラグアは、1回戦(○5-4ドイツ)の後にメキシコに大敗したが、19日の敗者復活2回戦でチェコを7対6で退け、再びメキシコへの挑戦権を得た。
試合は、地力に勝るメキシコが序盤からニカラグアを圧倒した。2回に一挙6点を奪って主導権を奪うと、5回にも計5得点のビッグイニング。6回に1点を追加すると、ニカラグアの反撃を7回の1点のみに抑え、12対1で7回コールド勝ち。今大会の代表28名中、16人がメジャー経験を持つメキシコが圧勝で予選ラウンドを勝ち上がり、4大会連続の本大会出場を決めた。
3組でも、一度2回戦で対戦したコロンビアとパナマが再激突。コロンビアは17日の1回戦(○9-2スペイン)の後、2回戦でパナマに6対3で勝利して2連勝。対するパナマは、17日の1回戦(○9-2フランス)の後の2回戦でコロンビアに敗れたが、19日の敗者復活2回戦で、再びフランスを7対4と一蹴して勝ち上がった。
試合は投手戦の様相を呈し、序盤3回は両チーム無得点。4回表に地元・パナマが1点を先制したが、それまで攻めあぐねていたコロンビアが7回裏にようやく同点に追いつくと、続く8回裏に2014年、2015年シーズンでメジャーも経験しているディルソン・エレーラがレフトにソロアーチを放って逆転に成功。9回表のパナマの攻撃を三者凡退に仕留めたコロンビアが2対1で勝利し、今予選3連勝でWBC本大会初出場を決めた。
2017年3月開催予定の第4回WBCでは、予選免除で本大会出場を決めた12の国と地域(日本、チャイニーズ・タイペイ、韓国、中国、ドミニカ共和国、プエルトリコ、アメリカ、キューバ、ベネズエラ、カナダ、イタリア、オランダ)、予選1組を勝ち抜いたオーストラリアに加え、今回の予選2組のメキシコ、予選3組のコロンビアが本大会出場切符を獲得。今年9月にニューヨークで行われる予選4組(ブラジル、イギリス、イスラエル、パキスタン)で、残り1枠が決まる。
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